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深雪〜miyuki〜 第十二話〜ひだまりの中で〜


―私、彼氏…居ますよ

日だまりの更衣室の中。

……どうしてか。
僕は彼女…深雪たんがふと漏らしたその言葉が気にかかっていた。

裏「彼氏…ねぇ

僕は自然とそう声を漏らしていた。

…まぁ、深雪たん見た目は幼いけど可愛いしスタイル抜群だし。
恋人の一人や二人や三人や四人くらい居てもおかしくはない。

いや、四人ってのは違う意味で問題あるけど。

因みに僕はむしろ幼い方が好みだよ!(だよ!
色んな意味で!(だよっ!

でも…深雪たんはそういうことには奥手だと思ってたなぁ。

裏「……はぁー

僕はまだ少し濡れた体をタオルで軽く拭き、服を着ると足早に更衣室を後にした。

……。
…そういや何処に行けばいいんだろう。

すぐに帰るとは言ったものの、皆を置いて一人帰るわけにもいかないし…うーん。

深里「あ!裏ちゃん!お疲れ様ぁ〜w

そう思っていた矢先。
僕を待ち構えていた様子で深里ちゃんが僕に手を振ってきた。

裏「深里ちゃん?どうしたの?

やれやれ、相変わらず元気が宜しい様で…。
と、そんなことを思いながら言葉を交わす。

深里「えっへへぇ〜ww
裏「…?

深里ちゃんは何やら少し頬を染めながら体をくねくねさせている。
…きっとまた何か変なこと考えてるに違いない。

深里「えへへぇ〜ww裏ちゃん良かったねw
裏「…何が?
深里「もぉ〜…、お姉ちゃんのハダカ見れたんでしょ〜
裏「…。

毎度のことながら全く突拍子もない発言を繰り出す深里ちゃん。
何を言い出すかと思えばこのお子様は…。

そんな餌に僕が釣られるとでも思ってるクマー。

深里「ふふふぅ、にやにや…

深里ちゃんはニコニコと不吉な笑顔を浮かべながら僕に駆け寄ってくる。
ク、クマー…。

裏「ははは…、馬鹿なこと言ってないで子供は早く寝なさい

と、軽く受け流して見せる僕。

客観的に見ていたら実にcoolな対応といえよう。
…褒めるなよ照れるじゃないか。

深里「お姉ちゃんって、見た目はちょーっと子供っぽいけど…ちゃーんと出てるとこは出てるってカンジだよねっw

が、しかしそんなことは構わず話を進める深里ちゃん。

裏「ま…まぁね
深里「ぼんきゅぼーんでぼっかーんだよね〜
裏「ま…まぁね

いや、よく意味が分からんが。

深里「なんていうかぁー、早熟した幼い身体ってカンジぃ?
裏「ま…まぁね

平気な顔でAVの売り文句みたいなことを口にする齢16〜17歳の娘。
流石深里ちゃん…僕に出来ない様なことを平然とやってのけてくれるッッッ!

深里「どーしたの?
裏「い、いや…別になんでもないよhehe
深里「まーったく、お姉ちゃんと来たら、変なとこばっかり大きくなるんだから…少しは私にも…ぶつぶつ

あたふたしている僕をよそに深里ちゃんは何やら一人ぶつぶつと小言を言い始めた。
…もしかして胸が小さい(というか無い)(というかまな板)の気にしてたりするのかな。

裏「…深里ちゃん
深里「んー?なぁに?
裏「大丈夫、そういう需要もあるから!胸が小さくたって誰も気にしないよ!

ここは一つ元気づけてあげようとペラペラと口走る僕。

深里「…。
裏「ほら、世の中ロリコンって呼ばれる人種の人達も居るしさ!
深里「……。
裏「貧乳は希少価値って言うしね!
深里「………。

そう言い放った次の瞬間、深里ちゃんは無言で僕の頬を掴むと力任せにぐいぐいっと引っ張ってきた。

裏「い、いで!いででで!ちょお!深里ちゃん何すんの!ていうか何処にそんな力が…痛い!痛いっで!!

2m↑ムキムキマッチョの黒人みたいな力で僕のいたいけな頬を変形させていく深里ちゃん。
あのぅ…しんじゃうんですけどぅ…。

深里「…えへぇw死んじゃえv

サラリと笑顔でそんなことを口にする深里ちゃんに恐怖する僕。

この娘の前で変な冗談は言わない方がいい…僕はそう悟った。

裏「や、止めて!裂けちゃう!裂けちゃうから!!!
深里「ふふふぅw後でジュース一本奢りだね〜
裏「…。

さらば僕の120円。
短い間だったけど、今まで本当に…

深里「もち、500mlのペットボトルのやつだよぉ〜
裏「……。

この娘は遠慮というものを知らないのか遠慮というものを…。
さらば僕の150円……。

深里「あ!お姉ちゃん達の分も買わなきゃ駄目だよ!
裏「………。
裏「…天然水ね
深里「だぁーめ
裏「………………………。
深里「もぉ〜、そんな顔しないの!清純な乙女の心を傷つけた裏ちゃんへの罰なんだからねぇ〜

清純ね…清純…。

裏「お慈悲……
深里「だぁーめvv
裏「…。

その時、僕は極悪非道というものを目の当たりにした様な、そんな気がした。

裏「それはそうと…深里ちゃん
深里「んー?なぁに?
裏「えっと…、こんなこと聞くのも難なんだけど
深里「んん…ひょっとして私の胸のカップが知りたいとか?

いや、ちゃうから。

裏「まぁ深里ちゃんのそれはAと仮定しておくとして…
深里「……なぁーにがAなんですかぁ?w

…それは言えないなマイハニー。
僕は深里ちゃんの問いには答えず、そのまま話を進めた。

裏「その、深雪さんの彼氏…ってどんな人なのかなって
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