深雪〜miyuki〜 第一話「〜出会い〜」
それは真冬の夕過ぎのこと。
まだ6時だというのに辺りはすっかり暗い。
いつもの様にバイトを終え、帰路を辿る僕。
すると真冬だというのにミニスカートに肩を露出した格好の一人の少女がたたずんでいるのが目についた。
体系は小柄で雪の様に白く、美しい肌をしているのがわかる、うは何この萌えキャラ。
はてさて胸のサイズはどんなものか…と思いチラッと目線を下に向ける僕。
お、中々…
って
少女「あの…ぇと…どうなさいました…?
!!!!!!!1111
零距離で視姦してたのかバレたのか話しかけられる僕。
絶対絶命、絶命都市である。
そういえばこのゲーム今は中古3000円くらいで買えるね。
裏「あ…えと…ぅんと…
突然話しかけられて思いっきりテンパる僕。
僕はこのまま豚箱に入れられるんでしょうか!
必死に頭の中で言い訳を錯誤する僕、すると
少女「ぁ…、何でも…ないです…
少女は幼さが残る声で答えた。
しかしこちらを警戒しているのか俯いたまま中々目を合わせてくれない。
僕も僕でなんと返事すればいいかわからずオドオドしてしまう。
裏「あ、そうでしたか…すいません
少女「いえ…
裏「…
少女「…
何だか気まずい雰囲気の中二人で立ちすくむ。
何か話題…話題振らないと…
…そうだ
裏「そういえばさっきからずっとたたずんでおられますけど…何かお探しですか?
少女「……
裏「…えっと…何かお困りの様でしたら僕で良ければお手伝い致しますよ
少女「………
裏「ええと…
どうしよう、何か僕変質者と勘違いでもされてるんじゃないだろうか。
いや実際変質者だけどさ、まさに外道。
いっそこのまま逃げる様に帰ってしまおうかとも考える僕。
そう考えていると少女が小さく口を開いた。
少女「お財布…
裏「え?
少女「………
し ま っ た
やってしまった。
せっかく口を開いてくれたのにまた黙らせちゃったよ。
何だか思いつめた様な表情で俯いてるししし…、何とかしないと
裏「…もしかして、財布…なくしちゃったんですか?
少女「……はい…
少女はかき消されてしまいそうなくらい小さな声で答える。
あー、何だか厄介なところに首突っ込んじゃったんじゃないかと今更後悔。
でも困ってるみたいだし今更「そか、頑張ってね^^」とか言って通りすがるわけにもいかないし…。
裏「んと…もし僕でよければ…お探しするのお手伝いしますよ
少女「え…でも…
裏「勿論そちらが嫌な様でしたら無理にとは言いませんけど…
少女「いえ…その…有難う御座います
裏「あ、いえいえお気になさらずに
何か我ながら何でこんな面倒なこと言ってしまったんだろうと内心後悔。
でもまぁ、その巨乳が少しでも長く拝めると思えば良しとしましょうか。
そして隣同士探し物を見つけに路地を歩き始める僕達。
落ち葉にタバコの箱、中途半端に凹んだ空き缶…。
果たしてこの子がお探しのものは見つかるのやら。
少女「そういえば…
裏「はい?
割と真面目に地面を見てまわっている中突如話しかけてくる彼女。
少女「あの…なんてお呼びすればいいでしょうか?
ふふ…。
僕は裏葉!裏葉君vって呼んでくれると好感度うpだ!
と華麗に発言しようと思ったがとりあえずやめておく。
裏「あ、僕裏葉って言います、そのまんま呼んでくれていいですよ
少女「そうですか…それじゃ裏葉さんって呼ばせてもらいますね
裏葉さん…とりあえず10点満点中8点ね。
裏「あの…そちらはなんとお呼びすれば…?
少女「あ…私、早瀬って言います…早瀬深雪です
裏「早瀬さん…ですか
深雪「はい …あんまり好きな苗字じゃないんですけどね
裏「え?どうしてですか?
深雪「ちょっとその…色々ありまして…えへへ
苦笑する早瀬さん、いや、此処ではあえて深雪たんと称しておく。
裏「それじゃあ…深雪さんって呼ばせてもらうことにします
深雪「深雪さん…えへへ、あんまりそう呼ばれたこと無いですね
裏「そうなんですか?
そうなんですかも何も普通は下の名前で呼ばないと思うと心の中で突っ込みを入れる。
深雪「はい。…でもその呼び方嫌いじゃないです
裏「…それじゃあ、深雪さんで
深雪「わかりました、…宜しく御願いしますね、裏葉さんv