深里「セーンパイ!今日は私のクンフーでノックアウトしてあげちゃうよ!

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そんな学生時代がエンジョイしたかったmix


裏「はぁ…毎日毎日だるいなぁ

僕の名前は裏葉。
都内の鈴蘭青陵学校に通う3年生。

変わらない日常に不満を感じながらも、今日もまたいつもの様に学校へと向かっている。

周りには僕と同じ様に、登校途中の小学生や中学生の姿。

裏「最近の小学生はいい太ももしてるのぅ…

と、そんなことを考えながら歩いていると、ふと後ろから声をかけられた。

深雪「あ…おはようございます、裏葉さんv

後ろから小走りで僕を追いかけてきた少女。

シンプルなブレザーにチェック柄のスカート。
そしてその長く美しい髪につけた愛らしい赤いリボン。

この娘は早瀬深雪ちゃん。

僕と同じ青陵学校に通う2年生で、同じ部の後輩。
部で知り合って以来、何かと僕を慕ってくれている。

とっても可愛くて、そしてグラビアアイドル顔負けのけしからん乳なのである。

こんな可愛い後輩に慕われているなんて、ああ僕ってなんて幸せものなのでしょう。

裏「おはよう深雪ちゃん、相変わらずいい乳してるね
深雪「あ、あの…えと………

深里「おっはよーございますっ!セーンパーーイっ!
裏「ぐほっ…

朝からセクハラに性を出していると、ふと後ろからプロレスラーさながらなタックルをお見舞いされた。

ボキッと鈍い音を立てるわき腹。

その痛みに耐えかねた僕はその場に倒れこんでしまった。
瞬殺である。

裏「ほ…骨が……深里ちゃん、僕骨が…折れたかも…
深里「あれー?どうしたんですかセンパイ、そんなに苦しそうにして
裏「…。
裏「暴行罪で起訴するんだからぁ…
深里「なーに言ってるんですか、センパイがおねーちゃんに変なこと言ってるのが悪いんだもーん
裏「…。
裏「まな板…
深里「あれれー?ひょっとしてほんとに骨折られたいですかぁ?w
裏「いえ…

……。

この娘は早瀬深里ちゃん。

やっぱり部の後輩で、1年生の女の子。
深雪ちゃんの妹でもある。

黙っていればかなりの美少女なのだが、いかんせいその腕っぷしの強さは超一流である。

一体その武術はどこで学んだのか、是非知りたいものだ。

深里「ほらおねーちゃん、だいじょーぶ?
深雪「あ…あの、私は別に…
深里「そっかwあ、そろそろ行かないと遅刻しちゃうー
深雪「ほんとだ…それじゃあの…すいません裏葉さん、失礼しますね…
深里「まったねーw

……。

そう言って二人は走っていってしまった。

………。

oh…痛くて動けないんだけどどうしよう…。



―――。

2時限目。

わき腹の痛みに耐えながらもようやく学校に着く僕。

静名「あれー?今日サボりかと思ってたけどちゃんと来たんだwおはよーw
裏「おはよう…今日の僕はヘビーだぜ、覚悟しな…
静名「そんなこと言って、また何かやらかして深里ちゃんにおしおきされたんじゃないの?w
裏「…はい
静名「あははw

僕の隣でクスクスと笑う女の子。

この娘は堺静名。

僕と同じ学年で、同じクラス。
たまに相談に乗ってもらったりして、世話になっている。

社交的な性格で、男女問わず人気がある様だ。

静名「それよりさー、最近深雪ちゃんとはどうなの?w
裏「どうって何がだよ…あー、いてぇ…
静名「だーかーら、上手くいってるのかって言ってるのよー
裏「いや…何が
静名「もうすること済ましたの?w
裏「…貴様は何を勘違いしてるんDA

まだ僕のターンは終了してないんだぜ。

静名「あれー?だって裏葉くんと深雪ちゃんって、付き合ってるんじゃないの?
裏「……。

そりゃ、あんな可愛くて良い娘と付き合えたらどれだけ幸せか。
まぁ例え地球が崩壊しても、そんなことは無いだろうから、どうか安心してほしい。

静名「ふーん…、二人とも仲良いのにねぇ

僕の表情一つで答えを察したのか、彼女はそれ以上追及してこなかった。

…。
……深雪ちゃん…か。



―――。

放課後。

部活に出る気分でもなかった僕は、早々に下駄箱へと向かった。
今日は新作ゲームの稼働日だしね!

深雪「あ、裏葉さん…今、帰り…ですか?

僕が靴に履き替えていると、隣から深雪ちゃんが声をかけてきた。

裏「そうだけど、深雪ちゃん部活は?
深雪「えと、今日はそういう気分でもなかったから…って、そういう裏葉さんこそ、どうしたんですか…
裏「ああ、母親が急病で倒れちゃってさ、すぐに帰らなきゃいけないんだ
深雪「え……
裏「まぁ、嘘だけど
深雪「………裏葉さんってほんとバカ

そう言って、深雪ちゃんは小さくため息をついた。

深雪「でも…裏葉さんのそういうところ、嫌いじゃないですw
裏「マジ?
深雪「嘘です
裏「……。
深雪「なんて、冗談ですよw

…oh

深雪「あの…裏葉さん
裏「ん?
深雪「えと、良かったらでいいですけど…

深雪ちゃんは何やら頬を赤くして言葉を詰まらせた。
なんだかそんな深雪ちゃんの姿がたまらなく愛おしい。

というかなんだ、萌える。

裏「ん…どうしたの?
深雪「その…私と一緒に帰りませんか?
裏「ああ…深雪ちゃんさえ良ければ、僕は構わないけど…
深雪「ほ…ほんとですか…?
裏「うん、いいよ
深雪「あ…
深雪「ありがとう…ございます…裏葉さん!
裏「あ…いや、全然大丈夫だよ

よっぽど恥ずかしかったのか、深雪ちゃんは顔中真っ赤にしてほんのり涙目になっていた。

やれやれ、なんていうか…無理しちゃって。

裏「それじゃ、いこっか
深雪「はい…裏葉さんv
裏「…あのー、そんなにくっつかれると胸が当たるんですけど
深雪「…ふふw

…。
……。
………ま、いっか。

そうして僕らは二人、隣合わせに歩いていった。


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