静名「私は堺、引越しの堺。宜しくねw
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深雪〜miyuki〜 encore #3


深雪「なんだか…ドキドキしちゃいます

半ば無理やり連れてこられた遊園地。
深雪たんにとっては初めての場所。

僕と深雪たんは向かい合わせに観覧車に乗っていた。

裏「はは…実は僕もちょっとドキドキですけど
深雪「…えへへ、一緒ですね

…しかし。

こんな可愛い子と二人で観覧車でイチャイチャとはもはや…。
裏葉始まりすぎてちょっと泣きそうだ。

そう考えているうちに少しずつ、上へ上へと昇る観覧車。

深雪「きゃ!見てください、街があんなに小さいです…
裏「あはは、そうですね

僕の憧れのにゃんにゃんしてくれるお店もあんなに小さい。
ここだけの話、いつかあの店でにゃんにゃんしてもらうのが僕の小さな夢なのだ。

深雪「すごい…です

僕の前で本当に楽しそうに観覧車を堪能している深雪たん。

僕は、そんな深雪たんの姿を見ているだけで幸せな気分になる。

見た目も子供っぽいけど、なんだかこうして見ると本当に子供みたいで可愛かった。
おっぱいは立派な大人ですが。

うーん、揉みたい。

などと脳内セクハラに励みつつ僕は深雪たんを見つめていた。

お父さん微笑ましいよ!

深雪「…ねぇ、裏葉さん
裏「ん?
深雪「これって…なんだか、デートみたいですね
裏「……。

まぁ…多分、ひょっとしなくてもデートなんだろうな、これって。

というか、男女二人っきりで観覧車なんてシチュ、デート以外に何があろうか。

深雪「あ…、裏葉さん赤くなってるw
裏「な、なってません
深雪「…うふふ

口元に手を当ててクスクスっと笑う深雪たん。

見ると、いつしか深雪たんの白い頬も、赤く紅潮していた。
くう…そんな顔されると余計にドキドキしちまうじゃまいか…。

深雪「なんだか…こうして居ると、この場所に私達、二人しか居ないみたい…
裏「それはまぁ、観覧車の中ですしね
深雪「もー…そういうコト言ってるんじゃないですもん、ばか

少しいじわるしてそう言うと、深雪たんは頬を膨らませてぷいっとそっぽを向いてしまった。

そんな仕草もいちいち可愛くて困らせたくなってしまう。

深雪「裏葉さんったら、全然ロマンチックじゃないんだから
裏「…あはは

僕ほどロマンチックって言葉が似合わない奴もそうは居ないと思うんだぜ、深雪たん。

深雪「もう…なんでこんな人、こんなに好きなんだろ
裏「え?

深雪たんは小さくそう言って、ため息を吐いた。
普段ならかき消されてしまいそうなその声も、そこでははっきりと僕の耳に届いた。

本当は聴こえていた。
でも、僕はわざとそう言って惚けてみた。

深雪「…もぉー!ちゃんと聴こえてる癖に、ばか!
裏「…はは、僕も大好きですよ。深雪さん
深雪「え…
裏「…。
深雪「……裏葉さんの…ばか

そんな照れくさい台詞が言えてしまうコト。

それはきっと遊園地マジックなのだろうと、僕は思った。



―――。

静名「やっほー、裏葉くんたちw
深里「やほやほ〜

観覧車から降りると、僕達を待っていた様子で静名さんと深里ちゃんが手を振ってきた。

こやつら呑気にソフトクリームなぞ食べておって…。

裏「まったく…二人してどっか行っちゃうから困ったじゃないですか…
静名「あはははwでも良かったじゃないw
深里「そうそう!
裏「え

愚痴る僕を余所に、二人してニヤニヤしてる娘っ子ども。
く…何をニヤニヤしてるんだ貴様ら。

静名「それにしても裏葉くんも意外と隅に置けないのね〜
裏「あのー…何の話ですか?
静名「だってー、いきなり二人で観覧車だなんてラブラブもいいとこじゃないねーw
深里「ね〜
裏「え…
静名「二人揃って顔真っ赤にして出てきちゃってもーw
深里「裏ちゃんもやるときはやるんだね〜
裏「いや、それは違…
静名「裏葉くんってば深雪ちゃんと観覧車でナニしてたのぉ〜?
深里「お風呂でやりたい放題〜
裏「……。

なんだか二人して好き放題言ってくれてるんだが何これしぬの?

つーかお風呂ってなんだ、深里ちゃんよ。

深雪「はうぅぅぅぅぅ………

見ると、僕の隣で深雪たんが某ピンク玉のコピー技の様に体から火を吹いていた。

何これ人体発火しぬの?

…や、まてまて死ぬだろ、常識的に考えて。
いいのか。

静名「ところで、裏葉くん達。一緒にアレ入らないー?
裏「ん…?
深雪「ふぇ…?

二人して静名さんが指差した"アレ"を見る僕と燃えたぎる深雪たん。


静名「やっぱり遊園地って言ったらお化け屋敷よねーw


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